俳優の為の最重要マインドセット

俳優、声優志望のみなさん、
こんにちは、TeRuです。

今日は、
「俳優・声優になる為の
重要なマインドセット」
について話します。

まず、マインドセットとは?
「心構え」のことです。

物事に対する、心の準備。
どういった覚悟で、
その物事と向き合うのか?
という考え方のことです。

事前に、心の準備をしておくことで、
乗り越えられる場面がたくさんあります。

例えば、
バンジージャンプや、
スカイダイビングなど、

一見、恐怖でしかない、アトラクションも、

「なぜ安全なのか?」
「何が楽しいのか?どう楽しむべきか?」

を事前に勉強しておけば、
思い切って飛び込めますが、

何も分からないまま
とにかく飛べ!と言われても
怖くて動けないでしょう。

俳優、声優も同じです。
正しい知識と戦略を知り、
心構えを整えておけば、
勝負に勝つことができます。

オーディションの場面、
現場、監督や共演者との関わり、
色んなシーンがあります。

俳優、声優を目指す上で、
どんな心構えで過ごしておくべきなのか?
そういったことを解説します。

◆まず、何事も「心」から始める

「心技体」という言葉があるように、
何事も「心」を整えることから
始めていきましょう。

心が準備できていない人間は、
技術・体を鍛えても、
最終的に望む結果は得られないか、
いずれ崩壊します。

心の準備がない
 ↓
緊張する+自信が無い+気負けする
 ↓
本番で100%の自分を出せない

いくら技術を磨いても、
いくら綺麗な格好をしても、
自分の根っこが育っていなければ、
最後の最後で負けてしまいます。

戦略、戦術、思考、テクニック
本質的なスキルを手に入れるためには、
この記事を通して、マインドを磨いてください。

◆お客さんが求めていることとは?

俳優マインドセット①
「お客さんが求めていることとは?」

俳優、声優が、
ドラマ・映画・舞台・アニメ・
吹き替え・ナレーションに出演し、
それをお客さんが見ます。

ここで考えてほしいのは、

「なぜお客さんは「見る」のか?」
「何を求めているのか?」
「なににお金を払っているのか?」

明確に答えることが出来るでしょうか。

エンターテイメントを体験した
お客さんはどうなったら満足してくれるのか?

そのゴールをあなたが理解しておかないと、
価値を提供することができません。

是非覚えておいてください。
答えは「感情」です。

お客さんは、自分の感情を、
動かしてほしくて、エンターテイメントに触れます。

泣いた、笑った、
胸が熱くなった、
怖くて鳥肌が立った。

こういった感情を体験したくて
エンターテイメントにお金を払います。

一種の娯楽なので、
生活に絶対に必要なのか?と言われると
難しい問題かも知れませんが

生活に困窮している人を笑顔に変えたり、
絶望している人に希望を与えたり、
エンターテイメントにはそういった
偉大な力があります。

つまり僕らは、出演する作品を通して、
お客さんの感情を動かせる演技をする必要がある!
このマインドセットを持っておきましょう。

心構え①
「お客さんの感情を動かす演技をする」

◆演技の答えとは?

俳優マインドセット②
「演技の答えとは?」

次は演技について、
俳優・声優は台本を渡され、
その内容を読解し、自分なりの解釈で役を作り、
実際に演じます。

台本読解の答え、
役の演じ方の答え、
ハッキリとした正解はありません。

すべて間違ってるかも知れないし、
すべて合っているのかも知れない。

芸術には「答え」がないので、
「答え」がない問題をずっと考えているという
とても難しいことをやっています。

普通、学校の授業には答えが存在します。
方程式を覚えたり、単語を暗記することで、
点数を上げることが可能です。

ですが、俳優・声優には、

点数を付けることができないし、
見る人によって感じものが違ってくるので、

1つの表現に星5を付ける人と、
星1付ける人に分かれます。

答えがない、分からない、難しい。
このサイクルをずっと回されます。

監督からOKが出ず、
何度も同じシーンを演じ直したりしていると、
訳がわからなくなって、嫌になる瞬間もあります。

追い詰められすぎて
うつ病になった人も
実際に見たことがあります。

<正解とか、間違ってるとか、
そういった事を考えずに演じることが一番>

正解が存在しないものに対して、
正解を探しに行くので、迷ってしまうのです。

正解が無いのであれば、
自分が感じたことをやるしかありません。

つまり僕が大事にしてほしいのは、
「自分を信じる」ということ。

自分を持ってください!

俺なんて・・・私なんて・・・
と思ってしまうかも知れませんが、

正解が無いということは、
間違いもないというわけなので、
文句を言われる筋合いはないです。

そういう気持ちで、
思い切り表現をすることが大事。

自信が無いまま人前に立ってしまうと、
演技・表現どころではないと思います。

おどおどしながら演技をして、
恥ずかしがってる俳優をみて、
お金を払いたくはならないでしょう。

台本を読んで、
自分がコレだ!と感じたのなら、
それを信じて、バシッと演じるしかない。

それでも自信が無いのであれば、
それは「自己成長」する必要があります。

圧倒的な技術でメンタルをカバーする
ここまで積み重ねて来たんだから、
出来るっしょ!というところまで、
技術を磨き、自分を納得させる。

<自信を持つ方法>

とはいっても、いきなり自信を持つことは
とても難しいと思います。

僕も、自信を持てるようになるために、
色々なことを試しました。

ですが、結局
「自己成長」することで
メンタルをカバーすることが一番です。

自信の有無は性格の問題です。
持てる人は最初から持っているし、
持てない人はなにしても持てないので、
技術でカバーする方向で努力してみてください。

例えば
「超一流のレッスンを受けても
自信は芽生えない」
という体験を僕はしたのですが、

超一流のレッスンを受けたオレは凄い
 ↓
これは「勘違い」です。

中身が伴ってなく
ただレッスンを受けただけなので、
「豪華な箱に包まれただけ」です。

自分が凄いというのとは、全然別。

つまり、装飾品を身にまとうことで、
自信を作ることはできない。
(本質的ではない)ということになります。

結論、自信には根拠がないのです。

上には上がいるので、
技術だけを見ても一生自信にはならないだろうし、

最終的には
「オレだから」「私だから」という
根拠のない自信で突き進んでいきましょう。

心構え②
「演じるときはなんときも、自信を持って演技する」
「この役ができるのは、自分しか居ないと信じ切る」
「俳優、声優を目指す以上、プライドを持つ!」

◆まとめ

心構え①
「お客さんの感情を動かす演技をする」

心構え②
「演じるときはなんときも、自信を持って演技する」
「この役ができるのは、自分しか居ないと信じ切る」
「俳優、声優を目指す以上、プライドを持つ!」

一番重要なマインドセットなので、
抽象度の高い話になったしまいましたが、

この土台の上に、
色々細かい知識を置いていかないと

本番で力を発揮できないので、
何度も読み返して、
完璧に理解出来るようにしておきましょう!!

では、ありがとうございました。

1 個のコメント

  • 今までに聞いたことのない情報ばかりでとても為になりました!
    もう一度読んで、理解度を深めます!

  • コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です