発声、滑舌を良くする練習法

こんにちは、TeRuです。

 

今回は、

「発声、滑舌を

良くする練習法」

をお伝えいたします。

 

いままで、

声が出る4ステップとして

 

1.腹式呼吸

2.声帯

3.共鳴腔

4.母音、子音

 

を伝えし、

 

表情筋、舌筋の話も

してきました。

 

僕がことあることに

紙に書いて、ノートに貼ろう!と

言っているので、

 

アナタの壁には、

発声、滑舌のノウハウで

いっぱいになっているかなと

思っています。

 

それでいいのです。

 

まずは、知る。

そして理解する。

 

この状態に来てください。

 

まず、知ってほしかったので

とにかく書いてもらいました。

 

そして、忘れないように

壁に貼ってもらいました。

 

まだの方は必ず、

紙に書いて、壁に貼りましょう。

 

ここまで、ついてこられたアナタなら、

ほぼ確実に、次のステップ

「行う」に進めます。

 

なぜならアナタは、

この文章を読む前と今で、

発声、滑舌に対する考えが

まるっと激変しているからです。

 

重要性、必要性、価値。

 

「なぜ、練習すべきか?」を

わかっていると思います。

 

今まで、学校の勉強など

真剣に取り組めなかったのは、

 

なぜ、今、この勉強が必要なのか?が

わかっていないからなんです。

 

学校の勉強は今でもなぜするのか

僕はわかりません。

 

因数分解とか、連立方程式とか、

あんなのを学ぶ意味は

理解に苦しみます。

 

その状態で、いくら、

勉強しろと言われても

できないですよね・・・

 

でも、もう、アナタは違います。

発声、滑舌に関することについて

もう十分にその必要性を

わかっていますよね!

 

そして、ついに今日は、

具体的な練習法を

お伝えします。

 

これから、話す練習法が、

身近にいる、プロの方が、

実際に、取り入れている練習法です。

(もちろん僕も。)

 

なので、効果は保証されていて、

実用的なものだけを

厳選してきました。

 

必ず、実践して、

できるようになってください。

 

母音と子音の攻略

 

・メニュー1

最初は、同じ音を何回も

連続して発生する練習。

 

カカカカカ

サササササ

タタタタタ

ナナナナナ

ハハハハハ

マママママ

ヤヤヤヤヤ

ラララララ

ワワワワワ

ガガガガガ

ザザザザザ

ダダダダダ

バババババ

パパパパパ

 

 

このトレーニングでは、

自分の苦手な子音が分かる上、

 

その苦手な音を克服する

筋肉も鍛えられます。

 

つまりこれだけ

続けてても日本語を

滑らかに話すことができるように

なっていきます。

 

なので、毎日、必ず

↑の音を発声してください。

 

・メニュー2

1の練習に慣れたら

50音を読む練習もしてください。

 

あえいうえおあお かけきくけこかこ

させしすせそさそ たてちつてとたと

なねにぬねのなの はへひふへほはほ

まめみむめもまも やえいゆえよやよ

られりるれろらろ わえいうえをわを

がげぎぐげごがご ざぜじずぜぞざぞ

だでぢづてどだど ばべびぶべぼばぼ

ぱぺぴぷぺぽぱぽ

 

これを繰り返すことで、

まんべんなく滑舌の筋肉を

鍛えることができます。

 

・メニュー3

「あめんぼの歌」で覚える

 

北村白秋(きたむらはくしゅう)の

「あめんぼの歌」を使った

トレーニングです。

 

最終的にこれがいいです。

50音をバランス良く練習することが

できます。

 

===

水馬赤いなあいうえお

(あめんぼあかいなあいうえお)

 

浮藻に小蝦も泳いでる

(うきもにこえびもおよいでる)

 

柿の木栗の木かきくけこ

(かきのきくりのきかきくけこ)

 

啄木鳥こつこつ枯れ欅

(きつつきこつこつかれけやき)

 

大角豆に酢をかけさしすせそ

(ささげにすをかけさしすせそ)

 

その魚浅瀬で刺しました

(そのうおあさせでさしました)

 

立ちましょ喇叭でたちつてと

(たちましょらっぱでたちつてと)

 

蛞蝓のろのろなにぬねの

(なめくじのろのろなにぬねの)

 

納戸にぬめってなにねばる

(なんどにぬめってなにねばる)

 

鳩ポッポほろほろはひふへほ

(はとぽっぽほろほろはひふへほ)

 

日向のお部屋にゃ笛を吹く

(ひなたのおへやにゃふえをふく)

 

蝸牛ネジ巻まみむめも

(まいまいねじまきまみむめも)

 

梅の実落ちても見もしまい

(うめのみおちてもみもしまい)

 

焼栗ゆで栗やいゆえよ

(やきぐりゆでぐりやいゆえよ)

 

山田に灯のつくよいの家

(やまだにひのつくよいのいえ)

 

雷鳥寒かろらりるれろ

(らいちょうさむかろらりるれろ)

 

蓮花が咲いたら瑠璃の鳥

(れんげがさいたらるりのとり)

 

わいわいわっしょいわゐうゑを

(わいわいわっしょいわゐうゑを)

 

植木屋井戸換へお祭りだ

(うえきやいどがえおまつりだ)

 

===

 

母音と子音に関しては、

この繰り返しです。

 

これ以下はないです。

 

これ以上に関してですが、

早口言葉はあまり

おすすめしていません。

 

早口言葉とは

その一文に対して

口や舌が慣れただけの

状態なので、

 

言えるようになるメリットが

そこまで無いです。

 

早口言葉をするなら

もっと基礎練習した方がいいです。

 

なので、喉、口、舌

の正しい形をあなたが

完璧に体に染み込ましてもらえれば

滑らかにセリフを話せます。

 

表情筋、舌筋

 

・メニュー1

 

「ういういチャレンジ」と、

「わおわおチャレンジ」です。

 

「う・い・う・い・・・」

「わ・お・わ・お・・・」

 

とにかく大げさに

口、表情を動かしながら

発声します。

 

最初はゆっくり丁寧に。

そのあと、徐々に

早くしていってください。

 

顔が痛くなると思います。

 

筋トレなので

腹筋、腕立てしたら、

痛くなりますよね。

 

それと同じです。

 

痛いのは、

筋肉が、壊れた

アナタが進化しようとしている証拠。

 

つまりいいことです。

その先に、上達があります。

 

・メニュー2

格段に舌筋が鍛えられ

速攻で効果を実感できるトレーニング

 

1、口を閉じます。

  トレーニングの最後まで口は閉じています

 

2、舌を下唇と下歯茎の間にさし込みます

 

3、舌の先に力を入れて、

  右端から左端にゆっくり移動します

 

4、左端までいったら、

  そのまま力をゆるめずに右端に戻ります

 

5、以上を3往復みっちり行います

 

6、3往復終わったら、

  今度はそのまま上唇と上歯茎の間に移動

 

7、同じように3往復行います

 

これ、めっちゃきついんですよ。。。

舌も筋肉なんだと実感します。

 

進化してもらいましょう。

 

はいこれをぜひ、

いや、必ず実践しましょう。

 

そうすれば劇的に

滑舌が上達します。

 

一音一音が本当にきれいに、

相手に伝わる、プロの声で、

観客や、ファンを

あなたの演技に引き込みましょう。

 

作者が命を削って作った、

脚本、台本に書かれている

 

「言葉」を正確に、

それ以上に

アナタは伝えられる俳優になりましょう。

 

よろしくお願いします。

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