うまい演技とは？

こんにちは、TeRuです！

今回は、

「うまい演技とは？」

について話していきます。

演技というのは

数値化できるものではありません。

ですので、

コレが正解、

コレが間違い。

という定義はありません。

つまり、あなたはこれから

答えのない問題を

追っかけていくことになります。

マラソンであれば

ゴールがないマラソンを

ずっと走っていくのと同じです。

想像しただけで

辛いですよね？

ただ、基本的に答えはないですが、

唯一、正解の定義を作るとしたら、

それは「観客の反応」です。

観客＝お客様

あなたを観てくれている人。

あなたを応援してくれる人。

僕らはそういった方々へ向けて

演技をして、

エンターテイメントを届けます。

これってホントに素敵なことです！

普通の人が味わえない、快感や、

喜ぶ、感動を味わうことができます。

「観客が答えを持っている。」

これではまだ、

抽象的すぎて、

結局なにをしたらいいか、

わからないですよね？

では、今から解説します。

まず

「観客が答えを持っている」

と紙に書きましょう。

書けましたか？

ありがとうございます。

では、続きを。

これは、先日僕が、

日課の散歩をしていた時に話です。

久しぶりに休日ができたので

体を動かそうと散歩していると、

近所のおばちゃん達が

集まって何かを話してました。

すると大きな声で

「堺雅人はほんとに演技が上手いわぁ」

と言っていたんです。

その時、僕が思ったこと

「このおばちゃん何者や・・・」

毎回、僕が疑問に思うことなんですが、

なぜ、

芝居の勉強したことがない一般の人が

演技の”上手い””下手”を

評価しているのか？

と理解に苦しみます。

どんなに売れている俳優さんがいたとしても

「うまい演技はなにか？」

「いい表現とはなにか？」

これははっきり言って

永遠の課題になります。

さっきも言いましたが、

答えがないからです。

「相手の胸を100%打つ演技力」

を身につけるというのも、

実際のところ難しい話です。

でも、だからこそ、

ちゃんと考えてほしいです。

「感動する」

ということはどういうことなのか？

＝＝＝＝＝＝

「感動する」＝感情が動く

＝＝＝＝＝＝

と書いて下さい。

感動すると言うのは、

感情が動いているんです。

人間の感情は、

他の動物と違い、

非常に細いです。

この感情が

揺れたり、騒いだり、

色々するわけです。

怒り、悲しみ、不安、喜び。

主に、この4つが

人間には、あります。

そして、演技を見て、

動く感情としては、

悲しみ、喜び。

にフォーカスすると、

良いです！

そして、

「堺雅人はほんとに演技が上手いわぁ」

といったおばちゃんの話ですが、

この場合だと、

前の日のドラマをみて

堺雅人さんが、そのおばちゃんの

涙を誘う演技をしたか、

笑いが止まらないくらいの演技をしたか、

そのどちらかで、

おばちゃんの感情が動いたから、

心に残り、

堺さんのことが好きになり、

堺さんを演技が上手い人だと

言ったわけなのです。

あなたもそうだと思います。

あなたが演技のうまいと思う、

俳優さんは、

多分何かのキッカケで、

感情を動かされていて、

心に残っているのではないでしょうか？

なので、観客の感情に響く、

演技ができると、

「うまい」「良い」演技を

言ってもらえるようになるにです。

必ず覚えておきましょう。

＝＝＝

観客の「感情」を動かす演技が

うまい演技

＝＝＝

です。

必ず、メモを取りましょう。

壁にも貼って下さい。

しっくり来る方、

しっくり来ない方、

たくさんいると思います。

しっくり来てなくも、

大丈夫です。

これから、感情を意識して

ドラマ、映画を見てみて下さい。

涙が出た時、

笑いが出た時、

もしくは、痛みや不安の感情が

演技を見ていて湧いてくるかもしれません。

その時に、

「あ、これが感情に響くということか」

と知って下さい。

逆に、

「なんか、この作品つまらないな・・・」

と思ったものは、

感情が全く動かないと思います。

ここは知ってると、知らないで

かなりの差が生まれるんじゃないかなと。

僕はこの概念を知った時から

作品の見方がかなり変わりました。

感情を動かく演技をするには

どうすればいいのか？

その具体的な方法を

次回は、話していきますので、

楽しみにしてて下さい。

以上です。

ありがとうございました！