表現者に必要な 〇〇力について

こんにちは、TeRuです。
  
今日は
「表現者に必要な
〇〇力について」
話をしていきます。
  
表現者に必要な「〇〇力」
  
もちろんたくさんありますけど
その中の1つを取り上げます。
  
あまりこの力自体を
意識している人は少ないです。
  
そして大体、これが原因で
壁にぶつかります。
  
「もっと早く
取り組んでおけばよかった」
  
ということになるので、
ぜひこれから知ることを覚えて下さい。
  
そもそも、
俳優、声優などの「表現者」や、
デザイナー、絵師などの「クリエイター」は
  
良いものを【作る力】に
特化された人間ですよね?
  
なぜ、作るのか?と言えば、
元を辿ると「自分が作りたいから」
という話になってきますけど、
  
活動を長く、ずっとやるためには、
沢山の人に届けて、見てもらったり、
ファンになって貰う必要があります。
  
つまり今日話をしたいのは、
この「届ける」という部分で、
  
届けるとは
【売る】ということです。
  
良いものを作ったら
売らないといけないんです。
  
いけない訳ではないですが、
家の中で一人で
最高の演技を磨いても
果たして幸せなのか?と言う話です。
  
そしてほとんどの人が
「作る力」に時間を注ぐので
「売る力」が無い、
もしくは著しく低いというのが現実です。
  
確かに、俳優、声優になる上で
「売る力」を教えてくれる所は
ほぼ無いですからね。
  
俳優、声優でいう「売る力」とは
【集客力】を意味しますね。
  
テレビ、ドラマ、映画、アニメで言えば
「視聴率」とは「興行収入」です。
  
〇〇さんを使えば、
視聴率○%を見込める。
とか。
  
その上で、スポンサーさんから、
CMだったりの資金を請求する
というビジネスが裏側では起きてます。
  
新海誠監督の「天気の子」は
100億を突破したとの話ですが、
  
日清さん、Softbankさん等の
大手企業が多額の出資をしてます。
  
それだけ新海誠監督の「売る力」が
非常に高いということになります。
(もちろん良いものを作る力が
あるからと言う話は大前提です)
  
特に、新人のうちは
「舞台」の仕事が
多いと思うのですが、
舞台は一番残酷です。
  
舞台には
「チケットノルマ」という
1人で○枚チケットを
売らなければならない
  
というルールがあり、
売ることが出来なければ、
自分で買取しないといけない
ケースがよくあります。
  
「30枚や50枚
3000円のチケットを
1人で売り切ってこい」
  
と言われたら
あなたは出来ますか?
  
残念ながら
30枚というのは最低ラインです。
  
30枚売れない俳優、声優は
「売る力」を持っていないと
認定されてしまいます。
  
身内、友達、役者仲間
頑張っても30人というのは
難しい数字です。
  
日頃から、「売る力」を磨き
ファンの構築を行うことが
必須なんですが、
  
一回この壁にぶつからないと
なかなか実感できないのも事実。
  
僕の知り合いでチケット100枚
売る人がいるのですが、
その人は圧倒的なコミュニケーション力で、
  
週半分以上飲みに出て、
色々な人と知り合い、
  
その人達を楽しませ、
友達だけどファンという状態し、
舞台があったら呼んでいます。
(まあ僕のその一人なんですが。笑)
  
もっと残酷な話をすると
  
・お客が1人しか呼べないけど
 演技がうまい俳優
  
・お客を100人呼べるけど
 イマイチな演技の俳優
  
が居た場合、
100人呼べる俳優を使いたい運営の方が
多いです。
  
舞台を企画する人も
ビジネス(お金を儲けないといけない)ので
  
やはり、1人より、
100人呼べる人の方が有益です。
  
「じゃあもう演技関係ないじゃん!」
と言う話になってしまいますが、
あくまでも2つの軸を意識することが大事。
  
いくら売る力があっても
作る力がなければ、売ることはできないです。
  
作る力があるからこそ、
売ることが出来ます。
  
作り力がなく、売る力だけある人は
「紹介業」をするしかないので、
  
僕らは「表現者」「クリエイター」ですから
あくまでも「作る力」の上で
「売る力」を向上させましょう。
  
ただ、その上で、
矛盾を生む話をすると、
  
新人の場合は、
作る力<売る力 で
オーディション合否が決まるケースを
僕はよく見てきました。
  
新人のうちの「作る力」は
どんぐりの背比べで、
たいした差はありません。
  
ということは
「売る力」を持っている
新人を使った方が良いわけです。
  
戦略の1つとして
1.
集客力を身につける
  
2.
集客力で
オーディションを勝ち
現場で経験をつける
  
3.
その現場で「作る力」を磨き
結果として
「作る力」「売る力」を
向上させていく
  
という逆説的な発想も
ありっちゃありなので
覚えておいてください。
  
残酷ですが、これも現実です。
「売る力」意識してみてください。
  
では、ありがとうございました!

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