台本を読み解く4ステップ

こんにちは、TeRuです。

 

今回は、

「台本を読み解く4ステップ」

について話していきます。

 

俳優の仕事は

「台本を覚えて言うだけ」

“ではない”ことくらいは分かると思います。

 

台本に書かれたセリフを使って

相手の心を動かしていくことによって

作品を作っていく。

 

俳優はその一員です。

 

その為には

台本を読み解く力、つまり「読解力」が必要だと、

このブログでは常に言っています。

 

読解力についてはコチラの記事を読んで下さい。

→「映画監督から聞いた「俳優にとって1番必要な○○力」とは?

 

今回は、その読解力をより効果的に使う方法。

段階的に台本を読み解いていくことにより、

もっと深い所で台本を理解することができるように

なってもらいます。

 

これから話す4つのステップに沿って

台本を読み解いていくことで、

効果的で早く台本を理解できるようになります。

 

もちろんこれからの現場でも使える技術ですし、

オーディションの際に使う演技審査の台本にも

使えるスキルなのでぜひ、覚えておいて下さい!

 

台本を読み解くステップ1:背景と空気感を掴む

 

まず台本の時代設定を調べましょう!

 

描かれている時代が

1990年代なのか?2000年代なのか?

わずか10年違うだけでも時代の空気感は違います。

1980年代となるとさらに変わる点があるでしょう。

 

同じ日本でも、使う言葉が違ったりしますし、

服装、道具なども違うはずです。

 

実際にその時代を生きたことがあるなら

実感があると思いますが、

物心付いたときにはすでに2000年を超えていた人なら

90年代、80年代は想像ができない部分が多いです。

 

このような場合は、まずネットで調べる。

 

当時の様子(起こった事件、出来事、

流行った歌、売れていた商品)など。

 

あとはその時代の映画も観るといいです。

 

先に調べておくと、

台本を読み進めていく中でも空気感を

上手く掴んでいくことができるでしょう。

 

台本を読み解くステップ2:主役は誰なのか?を意識して読む

 

主役というのは、作品の核となる人物です。

物語は主役を中心に進んでいきます。

 

この「主役」ですが定義としては、

「最も感情の変化があり

最も成長をみせる役」

が主役になります。

 

ワンピースならルフィ、

NARUTOならナルトみたいな感じで、

物語が進むとともに成長する役が、主役です。

 

シーンにたくさん出てるからとか

セリフをたくさん喋ってるから主役だ

ということではないことを覚えておいて下さい。

 

この視点を意識すると、

物語で作者が伝えたい本当のメッセージなんかが

見えてきたりします。

 

最も感情の変化があり

最も成長をみせる役はどれか?

を意識してみて下さい。

 

台本を読み解くステップ3:ト書きの「裏」を読み解く

 

実は、

台本に書かれているセリフは

全てを語ってくれてない場合が多いです。

 

セリフで「好きだよ」といっていても

本当は「嫌い」だと思っているかもしれません。

その逆もあるわけです。

 

だけど、セリフが全てだと思っている人は

この役は「好きだよ」といっているから

好きなんだろうなとそのまま受け取るわけです。

 

そうすると、作者の意図と変わってくるので

物語の展開がおかしくなってしまうわけです。

 

これは俳優としては失敗です。

 

人間と同じで「本音と建前」というのがあります。

常に発言の裏(本音)の部分を意識して

読むようにしてみて下さい。

 

それを読み解くのです。

 

本を読み解くステップ4:頭のなかで映像化する

 

台本を読み終わったら

既に頭のなかで映像が完成されていたる人は

かなり優秀です。

 

ドラマ、映画、舞台、アニメ、

最終的に文字からリアルに持っていくわけです。

 

そのイメージをまず自分自身が作ることが大事。

 

自分なりの映像を持っておくことで、

監督、演出家、共演者と意見を交わしながら

修正していくことで、同じ目的を持って

作品作りをしていくことができるでしょう!

 

本を読み解くステップ:まとめ

 

まとめると

台本を読み解く4ステップは

1:背景と空気感を掴む

2:主役は誰なのか?を意識して読む

3:ト書きの「裏」を読み解く

4:頭のなかで映像化する

この流れで読み解いてください!

 

ただ読むだけよりも、

格段と理解が早まっていくでしょう。

 

あとは、実際に台本をどのくらいの量を読んだか?

で実力差がついてくると思います。

 

出来る限り時間を作って、

台本を読む経験をしてくださいね!

 

もしまだ、

日頃小説を読む習慣がついてないなら

文字に触れる習慣をつけてみましょう。

 

では以上です、ありがとうございました!

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